例会

2013年の例会

第1回例会

~「女がメディアで生きる」そして「これから」~

登壇者平松昌子さん

ケーブルパーソンズ(常務取締役)

日時2012年7月25日(木)19:00~20:30
会場電通本社ビル 36階 36B-1 会議室

企画趣旨

今年度の日本女性放送者懇談会の例会は、時代の旬を学ぶ「今」と先人たちから学ぶ「これから」という2つのテーマを掲げ、展開していきます。

第一回目は「これから」。日本人女性初の国際ジャーナリストでありSJの大先輩、そしてこの6月に「女がメディアで生きる」を出版された平松昌子さんをお招きしました。

ラジオ関東(現・ラジオ日本)に入社し、労働組合執行部で「女子30歳定年制度」の撤廃要求、日本人女性初の放送記者として「女ひとりヴェトナム」に行き、様々な歴史的な瞬間と共に生きて来られました。60代からNGOの活動に軸足を移し、現在も国際婦人年連絡会・常任委員、国連NGO国内婦人委員会・副委員長などを務められ、女性が差別されることなく力を発揮できるよう国内はもちろん世界を飛び回っておられます。

そんな平松さんがメディアで働く女性としての在り方、転機。そして女性の平均寿命85歳といわれる中、どう人生設計を考えてこられたのか…。

今、まさに現場で働くメディアの女性達の為に基盤を作り上げてくれた大先輩の平松さんと、SJ会員の皆さんが今、働く中での疑問・不安を肩肘張らずにお話し出来る機会にしたいとしたいと思っております。

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ひらまつ・まさこ
1933年 香川県高松市生まれ
1956年 東京女子大卒業
1959年 アメリカ大使館USISから、ラジオ関東に転職
1965年 放送記者としてベトナム取材。「女がひとりヴェトナムを行く」を出版
1986年 ラジオ日本退社後、㈱学生援護会に入社
1995年 日本BPW連合会会長就任。㈱ケーブル・パーソンズ設立。
2012年 「3・11 女が走った」編集出版
2013年 6月16日に「女がメディアで生きる」を出版

第2回例会

~「ドラマを愛した女のドラマ」そして「これから」~

登壇者小林由紀子さん

ドラマプロデューサー

日時2013年9月26日(木)19:00~
会場電通本社ビル 36階 36-B2 会議室

企画趣旨

今年度の日本女性放送者懇談会の例会は、時代の旬を学ぶ「今」と先人たちから学ぶ「これから」という2つのテーマを掲げ、展開していきます。
第二回目はあの「おしん」「はね駒」「たけしくん、ハイ!」など多くの人の心に響くドラマを数多く手掛けられたプロデューサー・小林由紀子さんをお招きします。

テレビ創成期のNHKに入局され、右も左もわからない中、一介のアシスタントディレクターから名ドラマ・プロデューサーまで上り詰め、その功績を認められ女性初の番組制作局長に就任するも現場主義を貫きたいと突然退職。その後自らの会社を起業し民放でもヒット番組を制作なさいますが現在は「仕事より趣味」と仰り、さらに凛とさらにのびやかに過ごされています。

以前雑誌「日経ウーマン」で働く女性の相談に「小林所長」として答えていらっしゃった経験も活かし、今回は参加する皆様からのご質問にズバリ答えていただく質疑応答形式にしたいと思っています。両親の介護や男性社会での生き抜き方から結婚の功罪?、ものつくりの極意まで50余年のキャリアで一刀両断裁いていただきましょう。

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こばやし・ゆきこ
1940年東京生まれ
1960年、白百合短大仏文科卒業 同年NHK入局
テレビ創成期のドラマ・バラエティ番組のアシスタントディレクター、ラジオドラマの演出、「土曜ドラマ」
「大河ドラマ『黄金の日々』『獅子の時代』」のデスクを経て、1981年41歳で管理職(CP,チーフプロデューサー)
主な制作番組は『おしん』『はね駒』『たけしくん、ハイ!』など
1990年ドラマ部長、1991年番組制作局長
1992年、現場主義を貫くためNHK退職
以後フリープロデューサーとして、現在まで数々のドラマ制作に携わる。

第3回例会

~リアリティと非日常のバランス、大人の女性がハマるドラマとは~

登壇者大石静

脚本家

日時2013年12月3日(日)19:00~ (受付開始 18:40 終了予定時刻 20:30)
会場NHK放送センター ブリーフィングルーム(本館4F)
※西口玄関で受付を済ませた上で、会場がおわかりになる方は直接お越し下さい

講演内容

第3回の例会では、脚本家の大石静さんをお迎えします。放送ウーマン賞2010を受賞して頂いた後、今度は例会でじっくりお話して頂きたいとお願いしていたのですが、次々と連続ドラマの脚本を手掛けられていてお忙しく、今回やっと満を持してお招きすることができました。

放送ウーマン賞2010の贈賞理由は「1986年の脚本家デビュー以来、鋭い洞察力と豊かな表現力で主人公を生き生きと描き、女性たちの共感を得るオリジナル作品を数多く生み出してきました。2010年秋にNHKで放送された「セカンドバージン」は、リアリティと品性を保ちながら女性の強さと危うさを見事に表現し、大きな反響を呼びました。時代を反映し、特に大人の女性たちを惹きつけるドラマを作り続けていることにエールを送り、「放送ウーマン賞2010」をお贈りします」でした。

20年以上もの間、テレビドラマの第一線で脚本家としてご活躍の大石さんに、ぜひ大人の女性たちの共感を得るドラマの魅力について語って頂くとともに、内野聖陽さん、佐々木蔵之介さん、堺雅人さん、長谷川博己さん、綾野剛さんなど、当時はまだあまり知られていなかったイケメン俳優を抜擢して、その俳優がその後大ブレイクするという大石さんの「見抜く目」についても伺ってみたいと思います。

日本女性放送者懇談会2013年度会長 田村 綾
コーディネーター 柳田祐子

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大石静

東京生まれ。81年、劇団「二兎社」を結成。91年に退団するまで脚本家兼女優として活躍する。86年に書いた初のテレビドラマ「水曜日の恋人たち」(TBS)がヒット。たちまち脚光を浴びる。
その後「ヴァンサンカン・結婚」(フジテレビ)、「長男の嫁」「私の運命」(TBS)とヒット作を精力的に執筆、そして1996年の『ふたりっ子』で第15回向田邦子賞、第5回橋田賞を受賞。
2000年にはNHK連続テレビ小説「オードリー」、2006年には、大河ドラマ「功名が辻」を手掛け、2008年の『恋せども、愛せども』(WOWOW)で芸術祭優秀賞を受賞。
さらに2011年の『セカンドバージン』(NHK)で東京ドラマアウォード2011脚本賞を受賞している。

第4回例会

~ママモコモが出来るまで そして、今~

登壇者大澤弘子

日本テレビ

日時2013年12月15日(日)14:00~ (受付開始 13:40 終了予定時刻 15:30)
会場スタジアムプレイス青山
住所〒107-0061 東京都港区北青山2-9-5
(ベビーシッターさん付きの託児スペースを設けております。)

講演内容

今年度の日本女性放送者懇談会の例会は、時代の旬を学ぶ「今」と先人たちから学ぶ「これから」という2つのテーマを掲げ、展開していきます。

当初、10月26日(土)に開催予定をしておりました第3回例会は、台風の影響により12月15日(日)に改めて開催する運びとなりました。10月にご予定が合わなかった皆さまも、改めてご参加いただけたらと思います。よろしくお願いいたします。

第4回は、子育て支援プロジェクト「ママモコモ」の発起人である大澤弘子さんです。大澤さんは現在、月曜~金曜の午前11時25分から日本テレビで放送されている「ママモコモてれび」のプロデューサーとして活躍中で、昨年からSJの会員です。

子育てファミリーを応援するテレビ局となることを目指して、2009年にサークル活動から始めた「ママモコモ」プロジェクトは、日本テレビで行われるイベントに来てくださるお母さんのために授乳室を作るといった地道なことから始め、番組として「ママモコモてれび」が出来るまで3年かかりました。 番組は2年目に入っていますが、その間、様々なことがあったそうです。

今回は、聞き手としてSJメンバーの田代早苗さんも登壇。田代さんは「働く先輩ママ 兼 アドバイザー」として、このプロジェクトをずっと支えてきました。様々な背景を持つ女性たちをまとめる難しさ、そして、志をビジネスにしていく苦労話などを、お二人にざっくばらんに話していただきます。

「そもそも、ママモコモって何?」という方は、こちらから覗いてみてください。

日本女性放送者懇談会2013年度会長 田村 綾
コーディネーター 鷹西美佳

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おおさわ・ひろこ

1969年生まれ、1992年に日本テレビ放送網株式会社入社。
朝6時の生放送番組に、新入女性社員として初めて配属され、以降、情報・バラエティなどの番組を担当。
2003年にいったん編成部に異動するものの、2006年に再び制作現場に戻り「エコウィーク」など、毎年連続して行われる大型イベントも担当した。
現在は、情報カルチャー局 担当部長として、「7daysチャレンジTV」,「心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU」「ママモコモてれび」などのプロデューサーを務めている。
また、プライベートでは、小学校1年生と年少の2人の女の子の母として、多忙な毎日を送っている。

第5回例会

~バラエティ番組を作り続けるということ~

登壇者亀高美智子

フジテレビ 編成制作局バラエティ制作部 ゼネラルプロデューサー

日時2014年4月16日(水)19:00~20:30 (受付開始 18:40~ 終了予定時刻20:30)
会場電通本社ビル36階M-1
住所〒105-7001東京都港区東新橋1-8-1

講演内容

今年度の日本女性放送者懇談会の例会は、時代の旬を学ぶ「今」と先人たちから学ぶ「これから」という2つのテーマを掲げ、展開していきます。第5回は「今」。
フジテレビで「ホンマでっか?!TV」、「アウト×デラックス」「ワオ」など時代の真ん中にある旬なバラエティ番組を世に送り出してこられたゼネラルプロデューサーの亀高美智子さんをお招きします。

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かめたか・みちこ

フジテレビ編成制作局バラエティ制作部ゼネラルプロデューサー。
お茶の水女子大学卒業後、1993年フジテレビ入社。「ダウンタウンのごっつええ感じ」のADを務め「一人ごっつ」でディレクターデビュー。「笑っていいとも」その他深夜番組を担当した後、「SMAP×SMAP」の総合演出として番組制作。
現在「ホンマでっか!?TV」「アウト×デラックス」「ワオ」のチーフプロデューサーである。